2013年8月27日火曜日

Winter Games NZ 2013

 
先週末まで、ここクイーンズタウンを中心に開催されていたWinter Games。雪山では、2014年ソチ五輪の前哨戦とも言えるFISワールドカップが開かれ、町でもライブイベントや表彰式なんかがあったりして、ちょっとしたお祭り騒ぎの11日間でした。おかげでディナー時の忙しさったら ちょっと殺人的なレベルで、週6日ペースでがっつり働いておりました。なので、夜の町の賑わいには同化できなかったんですが、先日、スノーボードハーフパイプの決勝戦を観に行ってきちゃいましたー!!
 
Cardrona Alpine Resort カードローナアルパインリゾート
クイーンズタウンから北東へ58km、車で1時間半弱の場所にあるNZ南島最大のスキー場。パークの充実度もピカ一で、北米やヨーロッパの一流選手たちが、夏の間のトレーニングに訪れることでも有名。
・ 頂上の標高 : 1876m
・ 標高差    : 600m
・ 敷地      : 345ha.
・ リフト     : 高速4人乗り×2、4人乗り×2、ベルトコンベアーリフト×2、プラッタートウ×1
・ コース     : 初級25%、中級50%、上級25%
・ 最長滑走   : 2km
・ 最大傾斜   :  38度
・ シーズン    :   6/21 ~ 10/6
・ 営業時間   : 09:00~16:00
・ リフト券    : $97/日 $70/半日
 
朝7時集合。まだまだ朝焼けのきれいな中、友達のオデッセイに4人で乗り込み出発。迷うほどの道もないとは言え、山々の間を抜けていくWinding Roadです。麓では、なぜか仮装をしたスタッフがお出迎え。そこからさらに山道を登り(ただ、8割がた舗装道路だったのは驚きでした!!)
 
8時40分Semi Final開始、10時40分Final開始!!
本当は、あのスノーボードの神様 Shaun White が参加予定だったんですが、数日前にこのスキー場での練習中に足首を負傷して今大会は残念ながら欠場。でも、VIP席で観戦していたようです。同じ会場にいたってだけでも、ちょっと感動モンです。
 スキー場でじっとしているって初めての体験でしたが、まぁー寒いですね。厚着はしていったものの、それでも底冷えしてくる感覚。冬山で遭難するって、本当につらいんだろうなーと無駄な実感をしてしまいました。にしても、みんなポンポン飛びますこと…。こういう大会を生で観るのも初めてでしたが、目の前でやられると圧巻を通り越し、実は簡単なんじゃないかとすら思えてきます。
で、結果はというと、日本人ボーダー平野歩夢(14)がワールドカップ最年少で優勝。2位も日本人の平岡卓(17)。1本目終了までは3位につけていた子出藤歩夢(18)は、スイスのクリスチャン・ハラーに2本目で抜かれ、日本人の表彰台独占はならず。一緒に行った友達は悔しがってましたが、私はむしろあまりに日本人がかっさらっていくのも感じ悪い気がして、ちょっとホッとしたり。。。
昼からはがっつり自分たちで滑って、久々の広いゲレンデにテンション上がりつつも、霧が張り出してきたのと、私のバイト時間が迫ったのとで3時でfinish。
また機会があったら、行ってみたいスキー場でしたね。

I got a new boyfriend!!

ご無沙汰しております。
毎日、それなりに精力的に活動しているんですが、大して変わり映えしないと言えばそれまでの日々なので…。というのは多分言い訳で、ただ単にLasyなだけなんですね。
今日は、午後から山の天気が荒れそうなので、お休みして久々のブログ更新 @ウチのベランダ。鳥が鳴き、山で木を切る音がして、松ぼっくりが落ちる音が聞こえます。山の上からパラグライダーが舞い降りてきて、空には遊覧飛行のヘリが飛び、裏山のジップトレックで遊ぶ人たちの悲鳴?雄叫び?がこだまします。
ここは、そんな場所です。
日差しもあって気温は11℃。温かいのはいいですが、雪が…溶ける……!


最近のニュース!
はい、どーん。車買いましたー。
ISUZU BIGORN V6
人生初の自家用車を海外で持つという…。
正直、この町にいる間はそんなに使う予定もなくて(何せ、スキー場までの道が悪路なんで)、まだちょっと早いかなーと思ったんですが、ちょうど希望にドンピシャな感じのを見つけたので。せっかくこんな大自然にあふれた国にいるんですから、ちょっとゴツい車に乗りたくて♡でも、燃費も考えて、3ドアのコンパクトサイズです。
LakesWeeklyという、この町だけに流通してる無料情報誌があり、求人情報やシェアメイト募集、スキー用品・家庭用品から車まで、あらゆる”売りたい&買いたい”情報を載せてくれるんですが、そこで発見。早速連絡をとって試乗させてもらい、残り数週間でイギリスに帰国するという相手の足元を見て(笑)$2800→$2300(18万円くらい)まで値切って購入しました。

この国の車事情にも、ちょこっと触れておきましょっか。
NZは圧倒的車社会です。公共の交通機関があまり発達していないのが大きな理由でしょうが、その割には国産の車会社は皆無という。。。そして、給与水準が低いせいか、車を輸入に頼っているために割高になってしまうせいか、新車よりも中古車に頼る傾向が強いようです。まあ、セカンドハンドの流通っぷりは車に限ったことではなく、衣類や家具、子供のおもちゃ、電化製品やキャンプ用品にいたるまで、本当に使えなくなるまで中古市場に出回ります。日本のダイソー文化もすごいとは思いますが、それと対局と言えそうなKiwi達のロハスっぷりにも、ちょっと目を見張るものがあります。
そんなわけで、日本ならお金を払って引き取ってもらうようなポンコツ車が、こちらではバリバリの現役です。20年モノ、走行距離20万キロなんて、フツーのレベル。(ちなみに私の車も1994年の20万kmオーバー!)10年モノ、10万km程度では、60万以上の値段がつくこともザラです。日本では、せいぜい5年落ち程度で新車に買い替える人が多いですが(そうしないと下取り価格がガクンと下がる)、その車がNZに回ってきて、それこそ廃車になるまで走り続けているといった印象。世界はうまく回っていると感心すべきか、車業界にその流通を支配されていると苦笑いすべきか…。

この車でNZ旅行を始めるのは、あと1か月程度先の話。どんな珍事件が待ち構えていることやら…☆

2013年8月5日月曜日

BURTON Snowboards Girls Camp!!



人生初、スノーボードキャンプなるものに参加してきました!!

私が通い詰めているRemarkablesスキー場で催されたキャンプで、今回はガールズ限定。(齢30にしてガールズとか図々しいですけど、童顔Asianってことで・笑) 
スキー場までの往復バス、インストラクターがtotal5時間みっちり少人数についてのコーチング、朝の軽食と昼のBBQ、夜はダウンタウンに戻ってBarでParty、各種スポンサーからのアメニティ抽選会込みでNZ$120。かーなりお得な1日パックです。

朝8時という、前日の夜も飲んでいた身には殺人的早朝にバス停集合。スキー場のレストハウスでサンドイッチとジュースorスパークリング(!)の朝食をとってから、レベル別のグループに分かれてドキドキの顔合わせです。
申込時の自己申告でグループに分かれるんですが…。
パークの経験値
①ビギナーのフリースタイルパークを流せる
②スモールキッカー、ビギナーレールをこなせる
③ミディアムキッカーと、ほとんどのレールを不安なくまわせる
スキー/ボードレベル
①中級
②上級
③上級(テレインパークを不安なくこなせる)
からの選択で、ちなみに私はどっちも②を選びやした。”謙虚”という美徳は、こちらでは通用しませんからね。合わないレベルで損をするのは自分ですので。目標は高めに設定!

今回のキャンプは、完全にパークでのテクニックに的を絞った種類のもの。
小雪舞う生憎の天候だったので、ビギナーパークにしか入りませんでしたが、グループによって、”キッカーを安全に飛ぶ”、”ボックスをまっすぐ抜ける”から、”キッカーで360°メイク”や”ダウンレールでスライド”など、課題は様々。私が入ったのはコーチKaty率いる7人グループ。なかなかガッツのあるメンツが揃い、キッカーでスリーに挑戦、ボックスでスライド、アップレールでジャンプ。さらにキッカー飛び終わった途端に何度でもハイクアップ。。。名付けて、Team Big G。GはGang(ギャング)の略ですが、Big Gがビッ〇に聞こえて仕方がない(笑)。この日一番のエネルギッシュなグループだったこと間違いなしです。
一人ではなかなか挑戦しないアイテムや技にも、みんなでやれば怖くない!的な雰囲気にのまれてトライできちゃうのがキャンプのよいところですね。さすがに1日でスリーは回せませんでしたが、これからどうやって練習すればいいか、手がかりを掴んだ気がします。
昼はみんなでBBQランチ。といっても、ハンバーガーですけどね。この大所帯なので、雪の舞う中アウトドアでした。。が、まあ美味しかったです。
午後も目いっぱい練習して、夜はBarで飲み会。レッスン風景の動画を観ながら、お互いにつっこんだり反省したり、アイテムの抽選会をしたり…。英語は全然でも、スノーボードは世界共通語☆ 山での再会と、9月にまた開かれるキャンプへの参加を約束して解散しました。

QTNに来てから、スノーボードに関しては刺激を受けることばかり。小学生の凄腕ライダーや、日本でイントラやプロといって面々と一緒に滑る毎日で、改めてボードの楽しさと奥深さと難しさを痛感する日々です。

次のキャンプまでに上達できるよう、また明日から練習に励みます(^^)/~~~