この日は18km弱のそこそこ長丁場ですが、最初だけ少し登った後は ひたすら下るダウンヒルコース。食材の荷物もだいぶ減ってきたところで、身も心も軽い感じです。
出発してすぐに、Heaphy Track上の最高地点(915m)のLook Outに出ます。上空はたんまりと雲ですが、ひたすら連なるTasman山脈の峰々が見渡せます。改めて、山ってかっちょえーです。ここまでやってこなければ、決して目にすることがなかった風景。そして恐らくは2度と目にすることのない風景。あたりまえのようでいて、今居る場所は思いがけない、かけがえのない場所なんだと思えてきます。
快適な下りコースを進むこと5時間、終点のBrown Hutに到着。下界はすっかり晴れていました。4日間も歩き通した実感がないほど、体はさほど疲れておらず、むしろ終わってしまう切なさが募ります。
Hutは山の中にぽつねんと建っているにも関わらず、電話が通っているのが驚きです。が、さもありなん。ここから直近の人家まではさらに数km。バスやタクシーを使う人達用には、これが命綱です。
私たちは、きちんとパーキングに停められていたmy carに乗り込み、森を抜け、牧草地を抜け、最初に見つけた人工物、かわいらしい雑貨&喫茶のお店でコーヒーを購入。ひさびさのぜいたく品にほっと一息つきながら、ふと目に入った店の前の看板の文字。なんだか妙に心に響いちゃったりなんかして・・・。
”Sometimes you will never know the value of a moment until it becomes a memory.”
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