2013年7月31日水曜日

Are you happy?

と聞かれて、Yes!!と迷いなく答えられる日本人って、一体どれだけいるんでしょうね。

最近なされたNZの大学の調査で、ニュージーランド人はほとんどのヨーロッパ人よりも幸せであるという結果が出たそうです。
まあ、物質的豊かさが精神的な安定に直結するわけでもないし、そもそも人間の幸福度が何かの指標で測れるわけないよなー…と冷めた目で見つつも、ちょっと興味をひかれたのが、調査を指揮した博士が”幸福度を高める方法”として挙げていた次の5つです。

① 活動的であること
② 教育を受けること
③ 人と繋がり合うこと
④ 他人のために時間を割き、配慮すること
⑤ 今この瞬間を大切にすること

なんとも簡潔明瞭で、そして夢のある5ヶ条! と感心しちゃったんですが、皆さんどうでしょう。
スマートで愛のある人柄がにじみ出ているようで、会ったこともないこの博士のことをちょっと好きになっちゃいそうです(笑)。キリスト教的な観念にだいぶ影響されてる感もなくはないですが、そして1番初めに”活動的である”とかきちゃう辺りがさすがNZって感じですが、気に入った!!!
昨今、様々な指標で世界各国の”幸福度”なるものが測られ、ランキング化されていますが、そのことごとくで日本が低ランクされていると話題になることもしばしばですよね。経済、公衆衛生、医療水準、治安など、環境面の多くで世界トップクラスにあるはずの日本が、なぜ…??と。
この5ヶ条が、日本人に足りてないものをズバリ言い当てているようにも思えてきます。コンクリートジャングルの中で黙々とノルマをこなし、隣人の顔と名前も知らずに過ごす毎日。唯一、教育の機会は充足しているように見えますが、ゆとり教育と受験戦争の複雑な歪みの中で、実際のところは適正な教育とは言い難い。日本人の暮らしは、文明的とは言えても真に社会的とは言えないのかもしれませんね。 欲求が満たされることで人は幸福を感じるのだとしても、自分の力で満たしたのと、知らぬ間にに満たされていたのとでは、幸福感の実感は異なるでしょうし。望むと望まないとに関わらず、文字通り”ゆりかごから墓場まで”様々なサービスとプロテクトを与え続けられてしまう日本では、喜びも悲しみも、すべての感情が希薄化し、感覚が鈍くなってしまうということなんでしょうか。。。
社会人になってから、3年に1度くらいの周期で海外へ出るような生活をしていますが、その度に、生きていく上で無駄なものが省かれ、自分にとって大切なものの輪郭が顕になっていくような感覚を覚えます。生活していくっていうのは結構大変で、友達はやっぱり大切で、何だかんだ人類の半分以上は”いい人”で、日本米を上回る主食はそう見当たらなくて、地獄の沙汰も金次第なのはどこも一緒、とかっていう当たり前のことが、ズドーンと響いてきます。その感覚が楽しくて、癖になります。そりゃもう、かっぱえびせん並みに(笑)。

なーんて、偉そうなことを語ってみました。

冬にクリスマス気分を味わいたいKIWI達が、
7/24を似非Christmasとしてお祝いしてました。













こちらは相変わらず、早起きして山にあがり、3時前まで滑って夕方仕事に行き、夜中前に帰ってきて次の日の支度をして寝る。。。という社会人アスリートみたいな生活を続けています。体的にはキツイはずなんですが、ストレスもなく精神的に充実していると、あまり疲れを感じないものですね。カナダではあまり会えなかった、”本気でスノーボードしている人達”の友達もできて、ボード歴10年にして、改めてその奥深さと楽しさにハマってます☆今シーズン中に、ミドルキッカーでスリーを回す!!(意味不明な方は石渡さんまで・笑)と息巻いて頑張ってます。
みんなでTシャツでも作ろっか、
てことで デザイン考え中。

ではでは、皆様。
明日から8月ですね。夏バテなどされぬよう、雪山写真で”涼”を感じてください♡


3 件のコメント:

Shizuo さんのコメント...

#1は納得。健康な体に・・・てことだね。
#2は別に受けなくても独学でいいと思う。本たくさん読んだらそれなりの知識と考えは身につくでしょ。
#3は別に・・・って感じ。変な人とつながってもね~。
#4は別に無理にしなくてもいいんじゃない?
#5、要するに”未来”でも”あの時(過去)”でもなく”現在”、幸せですか~?っていうことでしょ。
お久しぶり!
サイババは、幸せは人々の心の中にある。それに気づいて”なる”だけで幸せになれる、言ってたよ。Native Indianの教えでも同じようなこと言ってたな。要するに”自分次第”ってことだね。

Sato さんのコメント...

お久しぶりです★
Shizuoさんらしいコメント、有難うございます(^~^)
独学も含めて教育的環境に到達できること、という意味かと。そしてやっぱり、一人ぼっちの幸福感は長続きしないし、その人のために時間を割くことを苦と思わない相手がいるってのは、やっぱり幸せなことだと私は思います。私も、Shizuoさんのためなら長野でもCanadaでも、エンヤコラ☆
精神論や宗教論で“happy”を語り出すと、ちょっと違う話になっちゃう気がするので、現実的で、かつ夢と思いやりに溢れたこのお話を取り上げてみた次第ですが…。
よろしければまた、ダライラマやマザーテレサ、native intdian、果てはサイエントロジーまで(笑)の幸福論を、また夜中まで語りたいですね☆of course, with beer or wine!

Shizuo さんのコメント...

いいね。最近はめっきり飲む量を減らしたのでお酒は勘弁・・。見当違いのツッコミ、しちゃった?
CdnもNzに負けず劣らず”幸せ大国”だと思う。在住20数年の自分も”Are you happy?”と聞かれたら迷わず”Definitely!!"と答えちゃうな。やっぱり自然環境がそうさせるのか、はたまた人に対する”受け皿”の大きさがそうさせるのかはわからないけど、毎日、窓の外の景色(覚えてる?)を見てはひとりで幸せな気分に浸っております。
残りのWH生活、楽しんで!