2014年1月8日水曜日

Great Week ① -Milford Sound-


1週間、荷物を整理したりMomoちゃんと遊んだり、遅ればせながらのバースデーをお祝いしてもらったりしながら過ごし、待ち望んだその日はあっという間にやってきました。
11/7、待ち望んだお客様、横市時代の先輩・同期4名御一行様が日本からご到着です☆

空港でお出迎えしたときは、久々の再会に嬉しさ余って何だか照れくさいムズムズ感がありましたが、そんなものはすぐに消え去り、まるで横浜で遊んでいるかのような居心地のよさに、自然に顔がニヤけます…。横市の皆様からの有難すぎるお土産もどっさり頂戴し、ホクホクです♡
軽くタウン散策をした後、あいにくの曇り空ではありましたがクイーンズタウンを一望するゴンドラステーションのレストランでディナーバイキング。

翌11/7は、早朝からのMilford Sound1日ツアーへ。朝7時前にご集合いただくという、長旅でお疲れの皆様には大分酷なスケジュールでしたが、NZで最も有名な風景のひとつであるミルフォードサウンドへの旅は、その努力に十分見合うだけのものでしたね。
クイーンズタウンを出発したと同時に ワカティプ湖沿いの雄大な風景を楽しめますが、もちろんこれはまだまだ序の口。

ミルフォードサウンドに最も近い(とは言え150㎞はあります)テアナウの町で休憩したのち、バスはNational Parkに入り景色の壮大さもどんどん増していきます。途中 立ち寄ったMiller Lakeは、その名の通り鏡のような湖面に景色を映し出し、空間がどこまでも広がるかのような感覚を覚えます。その後も、道の両側にせまる巨大な山々と数々の清流…。皆さん写真撮影に大忙しです(笑)。道をぶった切るように高くそそり立つ岩壁のようなタルボット山の山腹に、18年の歳月をかけて1953年に貫通したホーマートンネルは、電灯などが一切なく、削り出したままの岩肌が車窓に迫りくるような迫力満点の1219m。そしてそのトンネルを抜けると、いよいよ本格的なフィヨルド地形が始まります。

大迫力の山々の間を縫って進むこと30分、ミルフォードサウンドに到着です☆ サウンドとは入り江の意味。高さ1200メートル以上にもなる断崖絶壁に囲まれた入り江が、外海から15キロ内陸まで続く、NZきっての景勝地。圧巻のこの地形は氷河の侵食作用によって形成されたもので、ほぼ垂直に削られた周囲の険しい山々と、崖の縁から勢いよく流れ落ちてくる滝、そして年間7000-8000mmもの降水量(1年に366日雨が降ると言われる屋久島の山間部と同じ)が生み出す絶壁に鬱蒼と茂る多雨林が、まるで異世界のような光景を生み出しています。また、海水と淡水が2層になっている湾内は、比較的水深の浅い場所でも深海生物が生息する多様な生態系が形成され、それらを求めてアザラシ、ペンギン、イルカなどが頻繁に出現し、稀にクジラが目撃されることもあるそうです。年間50万人の観光客が訪れるというのも納得の場所です。
バス到着後、息つく間もなくすぐにフェリーへ。Momoちゃんが持たせてくれたお弁当を食べながら、クルーズのスタートです。出航と同時に、めくるめく絶景の連続です。この辺りではめずらしい快晴に恵まれ、遠景まで見渡せる好条件。目前に迫る高さ1㎞以上の絶壁、そこを駆け下りる迫力満点の滝、何だかもうスゴすぎて表現する言葉が見つかりません。。。


外海までをゆっくり往復で約2時間半、途中アシカやイルカを目撃するチャンスもあったり、日本好きのオジサンに軽くからまれたりで飽きることなく、優雅なクルーズを満喫しました。
クルーズ終了するやいなやバスに詰め込まれ、クイーンズタウンへとんぼ返りです。山や湖を迂回する大回りルートしかないため、片道5時間弱という移動時間。長旅、おつかれさまです。
それにしても、車窓の風景もまた逸品なり…。


夕飯はタイレストランにて。そのあとも、マイコさん達の豪華ホテルにみんなで押しかけ、楽しい女子トークで夜は更けていきました。

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